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テンガロンを被ったアイツ

テンガロンを被ったアイツ_b0056306_23372597.gif←画像は何かの間違いですが、Beck@Zepp Tokyoに行って参りました!の前に、本日はとても良い天気だったので昼頃にお台場へ到着し、開演前までショッピング。17時半にはzeppへ向かいKさんと合流しました(お世話になりました~)。それではShow Timeの始まりです!レポスタート↓

グランジブームが終わりを告げた90年代初期、アルバム「Mellow Gold」と共に彗星の如く現れたBeck、良質な米国土着音楽をベースに様々な要素を取り入れるスタイルは多くの人を虜にし、以降長きに亘って革新的な作品を発表してきた。当然ながら、私自身も長く彼の音楽を聴いている。が、不思議な事に1度もライブを観た事が無かったので、あっさりと今回のジャパンツアーへの参加を決めた私。ただ、心配事が一つだけ・・・、新作は購入していない・・・。

■ 始まったのは人形劇!?
開演予定の18時を過ぎ少々焦り始めた頃、突如会場が暗転。ステージ後方に大きく映し出されたのは、バンドメンバーの映像!?ではなくて、メンバーそっくりの人形(笑)そのまま演奏を開始する人形達から紡ぎ出されたのは名曲"Loser"のイントロ!1stアルバムの初頭を飾るこの曲が、奇しくも私の初ライブで聴けるなんて感慨深過ぎる。程無く本物のメンバーが登場、大歓声で迎えるオーディエンス。続けてアルバム「Guero」から"Black Tambourine"、早くも超名盤「Odelay」から"The New Pollution"!予想以上に自然と踊れるリズム、演奏している方もきっと楽しいに違いない。

■ ステージ上で繰り広げられるお食事会!?
セットリストは最新作と前作「Guero」を中心に過去の名曲を織り交ぜた内容、おかげで新作を聴いていない私は知らない曲のオンパレードだったが、彼らの完璧な演奏とオーディエンスを楽しませる演出の恩恵で問題無く楽しめた。"Devils Haircut"や"Lost Cause"も聴けたので良しとする。まぁ欲を言えば「Mutations」からの曲をやってほしかった、2番目に好きなアルバムだけに残念・・・。
後半戦、アコギに持ち替えたBeck。「さてここからアコースティックセットか!」という矢先に、何故かステージ脇からテーブル&椅子が運ばれる。食器やサラダまでを並べられ、Beckの一人演奏が始まると、他のメンバーはそこで食事を始める(笑)不思議な構図を眺めつつ、弾き語りをユルリと観賞していると、テーブルのフォークや食器を使ってリズムを取り始める他メンバー、奇抜なセッションがスタート!ここでの"The Golden Age"や"Clap Hands"は素晴らしかった!ワイングラスやテーブルを叩くリズムが、あんなに良いヴァイブを生み出すとは。
という事で、技アリな本編が終了

■ BECKZILLAの恐怖!?
アンコールはまたしても人形劇から(笑)
スクリーンに映し出されたのはパペットアニメ、タイトルは「BECKZILLA」!beckの人形がゴジラに扮し東京で大暴れ、ビルをかじる、火を吹く、まさにやりたい放題。飛行機で追撃する他メンバー(勿論人形です)は"BECKZILLA"へ果敢に立ち向かうのだが、健闘虚しく巨大怪獣に食べれる~~・・・、という瞬間にステージに本物のメンバーが登場。"Where It's At"を演奏し、やはり最後はこの曲で締める、"E-Pro"!盛り上がりは最高潮に達したまま、彼らのパフォーマンスが全て終了した。

<あとがきのようなもの>
もう本当に、"耳で楽しむ、目で楽しむ"が共存したステージングだったように思います。"バンド"という名前を借りたパフォーマンス集団??とにかく素晴らしかった!今回のレポ、ややこしくて何を書いているのか分からなくなりましたが、このままアップします。ごめんなさい。
ではでは、Beckはやはり男前だったという事で、お疲れ様でしたーー

by 35624 | 2007-04-09 01:32 | 音楽  

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